YouTubeではやっているホワイトボードアニメーションはご存知でしょうか?その他にも様々なアニメーション表現がされている動画が増えています。
実はそれらは、専用のソフトウェアによって作られているものであり、通常のアニメのように手書きでイラストしてパラパラ漫画のような手法では制作しております。完全にオリジナルのイラストを動かすことはできませんが、その分効率的に低予算でアニメーションを作成することができます。
特におすすめな2つのソフトを比較したわかりやすい動画をご紹介いたします。
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Vyond vs VideoScribe
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オープニング
みなさんどうもこんにちは | |
今回はアニメーション動画を 作成できるソフトである | |
「Vyond」と「VideoScribe」について | |
その特徴を解説しながら 比較をしていきたいと思います | |
まず最初に youtubeにおける
アニメーション動画の現状について | |
見ていきます | |
YouTubeチャンネルについて
youtube
のチャンネルには 大きく分けて | |
顔出しをしている方としていない方の 2種類がありますが | |
近頃とても増えているなと思うのが 顔出しをせずに | |
アニメーションの形式で動画を 作成しているチャンネルです | |
この「明快キング」もそうですし
いわゆる書評系のyoutubeチャンネルでは特に | |
ホワイトボードアニメーション と呼ばれる形式で | |
動画を作っているチャンネルが 多いように思います | |
アニメーション動画制作ソフト
その中で現在よく使われているのが
VyondとVideoScribeという2つのソフトです | |
具体的なチャンネル名を上げますと | |
モチベーション紳士さんはVideoScribeを使って
動画を作成していて | |
サラタメさんは以前はVideoScribeを
現在はVyondを使っています | |
ハック大学さん 本要約チャンネルさんはVyond | |
学識サロンさんは VideoScribeを使っています | |
こういった状況を見てもこの2つのソフトの
人気ぶりがわかるかと思います | |
この動画をご覧の皆さんが これからアニメーションの形式で | |
動画を作ってみたいと 思っている場合には | |
VyondとVideoScribeは
有力な候補になると思いますので | |
その際に参考になるような情報を お伝えしていきます | |
Vyond vs VideoScribe
これから二つのソフトの
比較をしていくのですが | |
次の6個の項目について 順番に見ていきます | |
1.値段 2.付属の素材 3.日本語対応 4.表現能力
5.動作の仕組み 6.サポート | |
そして最後にこの動画のまとめと
お得に買える裏技についてお話ししていきます | |
それでは行きましょう | |
値段
まずソフトの値段の話からです
VideoScribeは3つの支払いプランがあります | |
月払いでは1か月で35ドル 年払いでは1年で168ドル | |
買い切りの場合は800ドルとなっています | |
年払いですと1カ月当たりの料金は
14ドルなのでかなり割安になります | |
購入前に1週間の無料トライアルがあるので | |
実際に使ってみて気に入ったら
年払いで購入するのがおすすめです | |
Vyondは日本国内の代理店である
アニメデモ社で購入した場合 | |
1年で税込み 165,000円です | |
14日間の無料トライアルがありますので | |
実際に使ってみた後に 購入を決めることができます | |
ただ無料トライアルの期間には フォントの追加など一部機能は | |
利用ができないので ご注意ください | |
値段で比較するとおよそ 10倍の違いですので | |
この点ではVideoScribeはとても
リーズナブルな価格になっていると思います | |
素材
次に付属の素材ですが
どちらのソフトにも | |
無料で使える画像や音楽の素材が 含まれています | |
正確な数はわからないのですが
VideoScribeには数百種類の画像があり | |
Vyondはさらに多く 数千種類の画像があると思います | |
BGMはどちらも豊富に用意されていて | |
数百種類のさまざまな雰囲気の音楽を
動画に入れることができます | |
それに加えてVyondには 効果音の素材も含まれていますので | |
アニメーションに合わせて 音での演出を入れやすくなっています | |
またVyondではシチュエーションごとの
テンプレートや背景画像も | |
たくさんの種類が用意されていて | |
例えば学校や図書館での場面を 作りたいという時に | |
用意されているテンプレートを 読み込んで下地にすることで | |
短い時間でクオリティの高い動画が 作りやすくなっています | |
素材画像のテイストに関しては 好みの分かれるところと思います | |
印象としてはVideoScribeの方が
手描きのイラストっぽい素材が多く | |
より味のある雰囲気が出せるので | |
ホワイトボードのアニメーションには 合っていると思います | |
日本語対応
次に日本語の対応状況についてです | |
VideoScribeもVyondも
操作画面の日本語対応はされていません | |
基本的にはすべて 英語のメニューを見ながら | |
操作をすることになります | |
ただVyondの場合は 日本語のフォントを | |
追加でインストールすることで | |
動画の中に簡単に 日本語の文字を入れることができます | |
VideoScribeでは
日本語のフォントに対応していないため | |
もし動画に日本語を入れたいと いうような場合には | |
いったんPhotoshop などの
画像加工ソフトで文字を画像にして | |
ソフトに取り込むという作業が 必要になります | |
これはかなり手間のかかる作業のため
動画の中に文字を入れたいときには | |
VideoScribeの場合この
日本語フォントに対応していないというのは | |
大きなデメリットに なってくると思います | |
表現能力
次に表現能力の幅を比べると | |
Vyondはかなり多彩な表現が 可能になっています | |
ワイプの種類や 画像の出し方消し方など | |
アニメーションで表現したいことは
大体すべてのことができると思います | |
タイムラインに沿ってそれぞれの画像の動きを
個別に指定できるので | |
複数の素材を同時に動かすことも 自由にできます | |
たとえば「クロネコの部屋」さんの チャンネルでは | |
Vyondの機能を駆使した 動画を作っているので | |
どういった表現ができるかの 参考になると思います | |
Vyondに比べるとVideoScribeの方は
動きの指定はだいぶシンプルになっていて | |
同時に複数の素材を動かすということはできません | |
その代わりイラストをペンで 描く過程を再現した | |
だんだんと絵が描きあがっていくような
表現ができるようになっています | |
その点 よりホワイトボードに
手書きで描いているという臨場感があり | |
見ている人を惹きつけるような
アニメーションを作れるという良さがあります | |
動作の仕組み
次に動作の仕組みですが | |
VideoScribeとVyondでは
ソフトを動かすための環境が異なっています | |
VideoScribeはパソコン本体にインストールをして
使用するタイプのソフトですが | |
Vyondはブラウザ上で サーバーにアクセスをして使用する | |
いわゆるクラウド型のソフトです | |
どちらのタイプにも一長一短ありますが
クラウド型であるVyondの方が | |
より新しい 現代的な仕組みと言えます | |
データがサーバー上に リアルタイムで保存されるため | |
データが失われるリスクが低いということや | |
スペックの低いパソコンでも動作しやすい
というメリットがあります | |
ただインターネットにアクセスできる環境が 必須になりますので | |
ネットに繋がらない場所では
全く動作しないことがデメリットです | |
一方VideoScribeは
インストールしたパソコン上で動作するので | |
パソコンの性能によって 快適さが変わってきます | |
特に動画を出力するエンコードの処理は
数分の動画で1時間以上かかるので | |
スペックの低いパソコンでは
かなりの負荷がかかる作業になります | |
またエンコード中は 動画の編集を行うことはできません | |
Vyondでは動画のエンコードは サーバー上で行なわれるので | |
使っているパソコンの スペックには依存しませんが | |
サーバーの混雑状況によって 処理時間が変わるようです | |
私が使ってみた経験で言いますと
5分くらいの動画をエンコードした場合 | |
早い時には10分ほどで完了するのですが
長い場合には数時間かかることもあります | |
サポート体制
次にサポート体制についてです | |
VideoScribeはSPARKOLという会社が
販売をしています | |
イギリスに本社があり問い合わせは
すべて英語でのやりとりになります | |
VyondはアメリカのGoAnimate社が
販売をしていますが | |
日本ではアニメデモ社が 代理店となっているため | |
アニメデモ社経由で購入をした場合
日本語にてサポートを受けられます | |
バージョンアップの頻度は
Vyondは現在毎月1回か2回のペースで | |
バグの修正や 新しい機能の追加や
素材画像の追加が行われています | |
短い期間のうちに頻繁に バージョンアップが行われているので | |
開発メンバーがかなり熱心に 取り組んでいる様子が伺えます | |
VideoScribeの方は現在のところ | |
あまりバージョンアップや素材の追加は 行われていないようです | |
まとめ
ということで様々な面から
2つのソフトを比較してきましたが | |
まとめるとVyondは高機能で 様々な種類のアニメーションを | |
細かく作り込めるという 自由度の高さがあり | |
VideoScribeはホワイトボード形式の
アニメーションを作ることに特化しているソフト | |
ということになると思います | |
どちらも無料のトライアル期間が 用意されていますので | |
まずは実際に使ってみて どちらのソフトが自分に向いているか | |
試してみるのが良いかと思います | |
本編の内容は以上ですが | |
エンディング
最後にお得に買える
裏技の情報をお伝えします | |
Vyondでは「認定トレーナー」と呼ばれる会社があり | |
その会社が主催するワークショップに参加すると
割引価格で購入できる特典があります | |
私は「ハロー湘南」という会社が主催した | |
Vyondの使い方を2時間で教える
ワークショップに参加しました | |
参加費が3000円で
その参加者向けには5000円の割引特典がありました | |
実際の操作方法の講習を受けて その場で質問ができるうえに | |
購入価格も割引になるので | |
Vyondに興味がある方にとっては
とてもお得な内容と思います | |
ワークショップの情報は動画の概要欄にある
アニメデモ社のホームページからご確認ください | |
それでは今日はこのへんで また次の動画でお会いしましょう | |
さようなら | |
動画要約
- Vyondはストーリーアニメもホワイトボードアニメも作れるが、VideoScribeはホワイトボードアニメ特化
- VideoScribeにしかない特徴が必要でない限り、迷ったらVyondを導入すると良い
Vyondアニメを作りたい人・学びたい人はこちら
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アニメ動画クリエイター/WEBマーケッター/実業家/ITコンサルタント/研究者
YouTube動画やSNS広告動画に活用するアニメ動画制作をメインに、その他お仕事に応じて顔を変えて幅広く活動中。