なかなかの精度で使い勝手の良い、Premiere Proの自動文字起こし機能。便利ではありますが意外な落とし穴もあります。
その落とし穴を強引に解決した方法の動画をご紹介します。
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Youtubeのそれよりだいぶ優秀
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オープニング
はい。Adobe Community Evangelistの市井です | |
今回ですけども音声テキスト変換ですね | |
自動文字起こし機能のスタイル複数使用する方法をですね | |
ご紹介したいと思います | |
というのもですね、自動文字起こし機能というのはですね | |
キャプションっていうまぁ字幕ですね | |
を生成する機能なんですけどいろいろとキャプションには制限がありまして | |
いくつかそれに伴って課題があるんですよね | |
エッセンシャルグラフィックスと違って | |
基本的に1種類のスタイルしか適用できないということになってまして | |
いやまぁトラックごとにスタイル、使えるスタイルが決まってるんですよね | |
何が困るかというとこなんすけど | |
2人以上しゃべってる人物出る時にこっちの人はこういうデザイン | |
こっちの人はこういうデザインのテロップみたいなことをちょっと区別して | |
テロップデザインを作ることはあると思うんですけど | |
その時に1種類のスタイルしか使えないとなると | |
せっかく文字起こししたものが使いづらいと言いますか | |
意図したものができないことがあると思うんです | |
それをデザインをそれぞれ変えてそれぞれ一括で変換する | |
一括で適用する方法があればなと思って探してたんですけど | |
現状のキャプションではそれはできないみたいで | |
それをちょっと強引に解決する方法をご紹介できたらなと思っております | |
実はAdobe MAXに登壇した時にですね、それをご紹介したんですけど | |
すごい反響を頂いたので | |
プレミアノートのほうでもご紹介しておこうと思いました、はい | |
自動文字起こし機能の困った仕様
まずはですね、これですね | |
自動文字起こし機能で作ったキャプションがここに並んでおりますが | |
自動文字起こし機能に関してはですね、以前ご紹介してるので | |
そちらの動画を見ていただけたらと思うんですけど | |
それによって作ったキャプションがここに並んでいると思っていただいて | |
どういう仕様なのかまずご説明したいんですけど | |
こう並んでる文字キャプションに対して | |
エセンシャルグラフィックスパネルのトラックスタイルで | |
こうやってスタイルを…ね、文字のデザインを変えると | |
すごい便利だなと思うんです。思うんですが | |
それぞれ全てのクリップに適用されてしまうので | |
さっきの困ったことが出てくるということなんですね | |
例えばもう1個キャプションを作ってみようと | |
こうするとキャプショントラックに2つキャプションができました | |
トラックが2つになったと | |
これによって上のトラックをオレンジにして | |
下のトラックを青にするみたいなことはできるんですよね | |
これが下のトラックでこれ上のトラックということになります | |
まぁこういうことですね | |
なんですがここを見ていただきたいんですけど | |
この表示の目ん玉のマークですね | |
これによってどちらのトラックを表示するかを切り替れるんですけど | |
両方のトラックを生かすことができないんですね。キャプションてね | |
これは厄介な仕様だなと思ったりするんです | |
それによってどちらかの色しか使えないんですよね | |
これはやっぱり困るんですよね…ね | |
じゃあ例えばですよ。ここの上のオレンジのクリップを1個消して | |
下のブルーのクリップを持ってきたらどうなるかと | |
はーい。ブルーがオレンジになっちゃうんです | |
要はですね、トラックに対してトラックスタイル | |
これが設定されてる以上他のクリップを持ってきても | |
このスタイルに変換されちゃうと | |
要はこのトラックは全てこのオレンジだよいうことになっちゃうんですよね | |
じゃこの方法もダメだなーと | |
あとじゃあクリップそのものを選択して色を変えてはどうかと | |
こういうことですね | |
これで1つのトラックに違う色ができたと | |
これでいけるんじゃないかいう話なんですけど | |
これはこれで1個1個これ変えていかないといけないと | |
クリップ1つ1つ、クリップ1つ1つを変えてかないといけない | |
これはこれで厄介ですよね | |
うーん困ったなーということでどうしようかいうとこなんですけど | |
これでちょっと考えてみました | |
スタイル適用の裏技
なんとか無理くりできないかなということで思いついたのがここにですね、 | |
キャプションのサブタイトルというのが付いている所のトラックをですね | |
右クリックします | |
右クリックして1つのトラックを追加と | |
要は新しいキャプショントラックをを追加するんですけど | |
スタイルがなしの状態でOKを押してください | |
はい。3つめのスタイルができましたね | |
これで例えばオレンジのクリップを | |
これの3つのクリップをしゃべった人がいます | |
はい。オレンジになりましたね | |
じゃあブルーの、青のクリップを選択してみてください | |
すると青になりました。こういうことなんです | |
要は新規のトラックでトラックスタイルなしのトラックですね | |
を作ってそこにもうあらかじめスタイルを適用したクリップを持って来ると | |
そうすることで色分けができるということなんですよね | |
これ要はトラックそのものにスタイルが適用されてると | |
それに準じて引っ張られちゃうんですけど | |
トラックがニュートラルというかなしの状態であれば | |
もともとあったスタイルをそのまま維持できるとということなんですよね | |
ちょっと面倒くさいですけどこれをやることで1つののキャプショントラック | |
まぁアクティブのキャプショントラックに複数のスタイルを適用たものを | |
一気にドンッと持ってこれるということができると | |
だいぶ強引な裏技でございますが | |
とりあえずこれでしのいでいただけたらと思い提案しております、はい | |
リクエスト協力募集
いうことなんですけど一応これAdobe MAXでね | |
登壇の時にご紹介したと言いましたが | |
Adobe MAXにのその登壇自体は未だに残ってて | |
概要欄のリンクから飛んでいただくこともできます | |
これだけじゃなくていろんなお話をしてるので | |
ぜひそちらも見ていただけたらなと思います | |
とはいえですね、もちろんもちろんですね | |
どうせならキャプションではなく | |
エッセンシャルグラフィックステキストになってほしいですよね | |
なのでですね、こちらのページUserVoiceというページがありまして | |
Adobeさん自身にAdobeさんに | |
直接リクエストを送ることができるページなんですね | |
でここのこのページ。概要欄にリンク張ってますが | |
自動文字起こし機能をエッセンシャルグラフィックステキストにしてほしい | |
というリクエストを僕が出しております | |
でこのリクエストに対してここの投票ボタンを押すことによって | |
このリクエストの重要度と言いますか、それだけ需要があるよっていうのを | |
重要度、需要があるよっていうのを伝えることができると… | |
面白くないですね、はい | |
この右上のAdobe IDサインインしていただいてこの投票ボタン押すと | |
ここの数字がポッとポチッと増えることになっております | |
ここを増やすことでどんどんAdobeさんが重要だなというのを | |
理解してくれるということになっておりますので | |
ぜひご協力いただけると嬉しいなと思っております | |
みんなの力でPremiereProを変えていけたらと思っております | |
よろしくお願いします、はい | |
インライン入力
それとですね。お伝えしたいプチ情報が1つありまして、こちらですね | |
これPremiereProのBeta版、Beta版です | |
バージョン22でもう1.11と。Beta、はい | |
これBeta版はどなたでも使えるアプリとなってますので | |
CCクリエイティブクラウドアプリからね | |
ダウンロードインストールしていただけたらと思うんですけど | |
あくまでBeta版なんでお試し用なんですけど | |
未来の機能が搭載されてるということでひとつご紹介したいんですが | |
機能といいますが仕様なんですけど分かりますかね? | |
エッセンシャルグラフィックステキストをこうやって打ちますよね、普段ね | |
こうやってここに文字を打ち込みますよね | |
ここに文字を鬱…そうです…うつ…打つ。はい。分かりますかね? | |
違和感感じた人いますかね? | |
そうなんです。インライン入力が可能になりました! | |
なんのこっちゃですよね | |
インライン入力というのはですね、元々画面に直接文字を打ち込むときに | |
アルファベット、要は半角文字であればこういうふうに | |
打つと同時に画面に打ち込まれてましたが | |
日本語を打つときはここに直接打ち込めなかったんですよね | |
下に日本語の変換が出てきて、で決定押すと打ち込まれる | |
画面に入るっていう仕様だったんですけどついにですね | |
はい。直接打ち込めるようになりました | |
こういうことですね。素晴らしい | |
これもね、ユーザーボイスのような我々の要望から開発を進めていただいて | |
ようやくここにたどり着いたインラインテキスト | |
インライン入力機能ですね。仕様ですね、はい | |
がベータ版でございますが付いております | |
こんな感じで日々進化していきますので | |
ぜひUserVoiceもご利用いただいて | |
我々の声を届けれたらと思っております、はい | |
オレらPOM3情報
あともうひとつお知らせがあります | |
今月の2021年11月の27日ですね | |
の13時からこちら「オレらPOM3」開催します | |
生配信イベントでYouTubeで生配信するので | |
見ていただきたいんですけど | |
POMというPremiereProオンラインミーティングですね | |
をサガワさんという方がSG EDITさんがやっておられまして | |
そちらのチャンネルで生配信されます | |
まぁこんな感じの可愛い1000点のVも付いてますが | |
ショートカットを何もない状態から作っていく | |
という企画なんですね。これ、はい | |
説明してくれてますね | |
なんかどっかで見たグラフィックのアニメーションVTRでございますが | |
今回サンゼさんも加わってですね、ショートカット設定をですね | |
オリジナルのものをみんなで作っちゃおうという | |
多分かなり長乗りの長長の配信になるとは思いますが | |
よければ見に来ていただけると嬉しいです | |
こちらのSG EDITさんですね | |
のYouTubeチャンネルから配信しますのでぜひチェックいただけると | |
概要欄のほうにURLも張っておきます。よろしくお願いします | |
多分アーカイブとしても残ると思うので | |
後からでもね、見ていただけると思います | |
かつそのショートカットの設定は今現状では皆さんに配布予定なので | |
ぜひ使ってみていただけると面白いのかなと思っおります | |
エンディング
はい。みたいなことでですね、今回はキャプション機能ですね | |
のちょっと裏技といいますか強引な手法を見ていただきましたが | |
よければ使ってみてください、はい | |
便利だなと思った方はグッドボタン押していただけると嬉しいです | |
チャンネル登録もまだの方はしていただいて | |
ベルのマークも押していただけると通知が行くと思います | |
はい。みたいなことで今回はこんな感じでございます | |
ありがとうございました! | |
動画要約
- Premiere Proの自動文字起こし機能は文字スタイルが一括で統一されるため、例えば複数人が話している動画の話し手によってスタイルを変えるということが現状できない。(2021年11月)
- それを無理やり解決する方法を紹介。
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元アパレル店長で現在は社長秘書をしながらライティングや動画編集をする民。
猫好きなのに猫アレルギーという呪われた肉体を持つ。